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島原南高歯科医師会主催 お口の健康まつり

6月9日(日)島原市保健センターにおいて、令和になって初の「お口の健康まつり」、「歯科保健図画コンクール」ならびに「良い歯の優秀園表彰」が開催されました。今年のテーマは「いつまでも 続くけんこう 歯の力」と題し、天候にも恵まれ乳幼児からご高齢の方まで345名の方に来場していただきました。 本年度も大ホールでは、歯科健診フッ素コーナー指模型コーナーに多くの方が参加されました。健診中にお口に関する疑問や相談を受け、お口の健康に対する関心の高さを感じました。お子様連れの来場者はフッ素塗布やフッ素洗口を希望される方が多く、フッ素洗口に99名、フッ素塗布に40名が参加されました。フッ素洗口推進が着実に進んでいることを実感しました。歯科衛生士のコーナーのブラッシング指導では、子どもたちだけでなく小さなお子さんをお持ちのお母さんが熱心に仕上げ磨きの方法を学んでいました。また、エプロンシアターではアンパンマンやバイキンマンが登場し、子供たちだけではなく大人にも好評で大盛況でした。 体験コーナーでは、位相差顕微鏡による観察や口腔内カメラによる撮影、咬合力ガムによる咀嚼力の測定を行いました。位相差顕微鏡でお口の中の細菌を観察し、ブラッシングによる清掃の大切さを感じたと思います。また口腔内カメラは、普段よく見えない自分のお口の中を見ることができるため子供たちの長蛇の列となっていました。 栄養士会によるおやつ展示コーナーでは、バランスの良い食事やよく噛むことの大切さについての展示や、クイズがあり子供たちが楽しそうに参加していました。今年は、手まり寿司、米粉とバナナのカリもちっクッキー、黒ごまきな粉のお麩ラスクの試食があり、美味しかったので自宅で作ろうとレシピを持ち帰る親御さんが多くいらっしゃいました。親子クッキング体験コーナーも、親子で参加され大変好評でした。 ロビーには図画審査会で選ばれた入選作品と惜しくも賞は逃しましたが素晴らしい応募作品の数々を展示してあり、自身や友達の作品を見たり、お子さんと一緒に記念撮影をする方が多くいらっしゃいました。午後から「歯科保健図画コンクール表彰」が開催され、歯科医師会会長賞、各市長賞(島原市長賞、雲仙市長賞、南島原市長賞)、保健所長賞など発表されました。 今年も地域の子ども会の行事として多くの子どもたちが参加しており、毎年恒例の行事として定着してきていることを嬉しく思いました。年に一回のイベントですが、歯科を身近に感じてもらえるいい機会になりました。今後もお口の健康まつりが地域の方々のお口に対する関心を高め、お口の健康維持に励んでいただくためのきっかけになればと思います。